[竹本ゆき子 陶展]

2016年12月10日(土)−25日(日)
*19(月)・20(火)はお休みです。

作家在店日:10(土)・11(日)

とけた釉が層を織り成し、
深みのある色を生んでいます。
大らかに捉えた形には力強さが、
細部には使いやすい繊細さを
感じさせてくれる器。
探究心に富む竹本さんの焼物を
どうぞご覧になって下さい。

藁灰、黒灰、粉引灰。お知り合いの方よりいただくと言う、
ピザ窯からの灰など、天然灰も使われた様々な灰釉の焼物。

手に取ると、静かな佇まいの印象からは一転、
引き込まれるように器を転がし、
覗きこみたくなる豊かな表情がその1つ1つにはあります。
それらを写真では拾いきれず(技術なく)もどかしくなります。
実物を是非ご覧いただきたいと思う竹本さんの焼物です。
日常使いの器としてのサイズ感の良さ、盛映えの良さなど、
使っていいただけると実感していただけることでしょう。

飯碗に茶碗、大小のお皿にお鉢類、そして花器など。
また今回は薪窯焼成のお品物もご用意下さるようです。
(上画像のお品は全て展覧会用のお品です)

1つのことを深く掘り下げ、心のひっかかりに目を背けず、
作り手としての視点や姿勢を見失わないようにされていると、
長いお付き合いのなかで感じています。

他の方の展覧会にも足を運んで下さり、顔をよく見せて
下さる竹本さん。料理や園芸、そして愛読書のことなど、
日々の暮らしの様子を竹本さんから伺うことは楽しく、
思いかえすといつも笑っています。(歯並びの良さがわか
る竹本さんの笑顔も浮かびます)

当店で個展をしていただくのは初めてとなる竹本さんです。


会期後半の12/21(水)からは、
 常設品も一部店頭に並びます。合わせてご覧下さい。


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竹本ゆき子

1978年 大阪府生まれ
1999年 京都芸術短期大学
       造形芸術学部 陶芸コース卒業
2005年 京都府立陶工高等技術専門校 修了
現在 神奈川県相模原市にて制作