河上智美 ガラス展

2009年6月20日(土)−27日(土)
会期中無休
作家在店日:20日

ケーキドームよりかなり小さくて、実は楕円形。
写真のものは、バターケースになるという。
木工科だったという腕を奮い、
サクラ、クルミ、ブナなどを使い、
こんな風に木と合わせたもの、キャニスター
などを今回ご用意して下さるそうです。
いつも様々な切り口で楽しませてくれる河上さん。
手間を惜しまない姿勢、心意気の良さが、
河上さんの仕事の幅をまた広げているようです。
新シリーズの[水あわ]や、種類も豊富になった
[イチゴ]シリーズ、「べらぼうに切れがよい」と
ご本人が太鼓判を押す醤油差しなども並びます。


今回、5,000円以上お買い物をしていただいた方に、
[ひょうたんの箸置き]のプレゼントがございます。
数に限りがあり、なくなり次第終了となります。
ご承知下さい。

河上 智美 (かわかみともみ)

1974年 東京都生まれ
1997年 能登島ガラス工房
        宙吹きガラス講座 受講
1998
〜2001年 株式会社松徳ガラス 勤務
2003年 茨城県つくば市に
        サツカベ硝子工房を開く

現在 同地で[吹き硝子河上]として制作

昨年から今年にかけ、いくつかのグループ展には参加を
していただいていましたが、個展は約2年ぶりとなります。
今回、都内某所で打ち合わせとなり(工房に伺えず)、
久しぶりの再会でしたが、べらんめえ口調でよくしゃべり
(浅草生まれで、ちゃきちゃきの江戸っ子)、
[季節労働者]と自らをいうように、今が一番お忙しい時期
にもかかわらず、河上さんは相変わらずお元気でした。
その日、醤油差しに水を入れて切れを見せて
下さったのですが、「すごーい!べらぼうにいいねー」
と思わず店主も声をあげていたほど、
抜群の注ぎ具合でした。店主も太鼓判を押さねばです。
「出来ない」という先入観が河上さんにはないかもと、
今までを振り返っても思えました。モデルになるもの
の構造を観察後、ダメもとでチャレンジしている
ようなところもあります。また、職人気質なところがあり、
ニーズに応え、それを自分のセンス、カラーで仕上げ、
他に無いものを作り上げるもとても上手いと思います。
そして、河上さんの品々からは、[作る喜び]が光とともに
とどきます。『すんごい楽しいっす!』という声が
聞こえてきそうなくらいです・・・ だから、使い手も
楽しく使えるのだと思います・・・

上に記したお品物以外に、花器に風鈴、シェードや
ピッチャー(各サイズ)、そしてクリア、オリーブ、グレー
の色に加え、アンバーの新色のお品物もあるようです。
クオリティーがどんどん上がる河上さんのお品物、
是非手に取ってご覧いただきたいです。

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