H.works shop
その時々の店内の様子をご紹介致します
2016年
11月12日現在
快晴となり、富士山も輪郭をくっきりとみせていたこの日、
2年ぶり4回目ととなる小林慎二さんの漆展の初日を迎えました。
左:大盆(赤溜)にのるのはまゆ椀(小)の3色。折敷には今回の新作に
なるカレー皿とスプーンです。お皿は径が21cm、すくいやすい縁の立ち
上がり。スプーンは持ちやすい柄の長さで口あたりも優しいもの。
右:ハレの日のテーブルにおきたい赤の三段重。それだけに限らず、アフ
タヌーンティーのケーキスタンドの様に、サンドイッチの段、ケーキやフ
ルーツ、そして焼き菓子の段とお使いいただくのも楽しいかと思います。
隣には径33cmの大皿。おもてなしの際などテーブルを変えてくれる器。
(海鮮ちらし寿司が浮かびます) サーバーも添えてどうぞお使い下さい。
定番品となる椀の数々です。毎日の食卓で使いやすいものばかりです。
左:上段左側が汁椀(小)。右側がまゆ椀(小)。下段がまゆ椀(中)。
どちらもお色は黒、赤、赤溜です。
中:上段左より、汁椀(大)、端反椀、飯椀(大)。下段にはリム皿(大)の
4色。左より白溜、赤溜、赤、黒となります。
右:上段左側が飯椀(小)。右側がおしるこ椀と改名があるかもしれない
つぼ椀。下段には丼サイズの大椀が並びます。
A:手前左にはトチで作られた高さ9.5cmほどの高盤。一枚板だそうです。
お膳として、また飾台の様に使われてもいいかと思います。銀溜の片口
(錫を蒔く)と赤溜の猪口がのっています。右にはテーブルセンターに並
べて使いたい長皿(大)。31×31cmの正方折敷には黒と黒の布目があり。
B:上段より、軽やかな形の飯椀(a)。その下に姫椀(汁)。誕生祝いや
お食い初め用にされる方もいらっしゃいます。そして下段には、長方重
(大)の赤溜と、平皿(大)の白溜が並びます。
C:錫の変わり塗の掛け花入れ。独特の発色で、枯れ色の草花も美しく
引きたて、絵画の様に見せてくれます。
D:Aの後方にも写っているお品。高台も高い根来のスジメ椀(大)。お花を
飾る器にしても素敵でしょう。手前、高盤同様に、こちらもトチの一枚板で
作られた盛り鉢。木目を生かした仕上げ。厚みがあっても軽いものです。
そして台の奥には重箱。赤溜の三段重。黒の隅切長方重(小)。そして
赤溜の長方重(小)になります。
1:一段と二段のお弁当箱は隅丸の形。お菓子箱にしたり、残りご飯
などを入れておく保存容器がわりにもなります。楕円で、わっぱの
お弁当箱が他にもあります。棚には茶道具となるだるま茶器、豆子、
そして下段の左が面取香合、右が一文字香合。他にも茶入れとして
お使いいただける八角壺があります。
2:轆轤目の溝があるスジメ椀(小)。黒、赤、木地の3種。手前には
赤溜の平皿。奥に内赤の丸盆(小)。
3:薄作りのカップは酒器にいいようです。猪口、玉縁椀、大鉢とサー
バー(共に黒)、そして縁のある長皿(大)が並ぶコーナー。
4:ドラ鉢形の八寸皿。盛りやすい形です。左より黒、平底部分のみ
木地溜の黒内木地、そして赤です。
5:お皿色々。豆皿や豆鉢をのせたり、盛り合わせも楽しくなる長皿
(小)や八寸の正方皿。取り皿やケーキ皿にもいい六寸のリム皿。
そして酒の肴を盛れば一味ちがう椿皿です。
6:深さもあり、サラダや煮物にいい七寸鉢の黒。お雑煮にいい大き
さの面取椀(大)は見込みが広く、鉢としても使えそうです。下段に
ある8.5寸盆は木地ですが、根来のお品もあり。隣はスジメ椀(大)。
7:腰部分が少し張り、安定感のある形のうどん鉢。あつあつのうどん
もいいですが、ご飯ものも盛り付けやすい形でしょう。
8:改良を重ねられたと言うスプーンは口あたり良く出来ていました。
お色は黒、赤、木地溜の3種。そしてこちらも使いやすいお箸です。
最後に残るお蕎麦1本もきれいにすくえます。長さは3サイズあり。
移転先ではお客様にお食事の提供ができるようになるかもしれないと、
小林さんにお話をしたのは随分前のこと。でも既にその時、カレー皿
とスプーンを作って下さる提案を小林さんはして下さっていました。
食堂marumi-ya.さんのご協力もあり、展覧会初日にそれは実現。
玄米に野菜やひじき、豆類も入るマルミヤさんの特製ドライカレーは、
小林さんのカレー皿にぴったりでした。(柚子風味の根菜スープ、
ピクルス、番茶と季節の果物もついたセット)
お酒がいける口のこばやしさん。でも甘いものもお好きで、美味しい
お菓子もよくご存じ。在店中には庭(シンボルツリーに悩む)の相談に
ものっていただきました。さすが樹木のことには詳しいです。
*画像は11/12現在のものになりますので、
お品物がすでに無い場合もございます。ご承知下さい。
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