H.works shop

その時々の店内の様子です。

2017年
2月11日現在

磁器染付を中心に、ルリ釉や白釉、そして黒釉のものを
加えた須藤拓也さんの個展。展示は須藤さん自らがして
下さり、いつもには無い間と空気感に包まれた店内です。
2年半ぶり、4度目となる須藤さんの個展開催中です。

1:文様色々の染付で、縁が輪花の楕円小皿。他にルリ釉や黒釉
 のお品物もあります。柄違い色違いで揃えても楽しい器です。
2:猿と鹿と桃の木を色絵で描いた気分も踊る小湯呑。ルリ釉の物
 は高台があり、形がまた美しいです。酒器にされてもいいでしょう。
3:あまり無いかもしれないサイズの木瓜皿。獲物を狙う虎の表情
 と姿の虎にご注目。ユニークです。
4:花模様をまとう魚型皿。下には、仏像装飾に惹かれる須藤さん
 が作る盃。見込みにも胴部分にも細密な文様が描かれています。
5:人気の六角皿。今回のDMにもなっているのが魚と蝶の文様。
6:メインにも取り皿にも、そしてパン皿にもいい正方皿(ルリ釉)と、
 和洋菓子、やちょこっとおかずなどにもいいしのぎ小皿(ルリ釉と
 黒釉)です。

7:染付盃を少しクローズアップに。見入ってしまいます。
8:土物で手びねりの麦藁手碗(大)と、下段には白釉の碗。
 どちらも手に馴染む形。小鉢がわりにもなるでしょう。
9:ぽってりとした釉薬でやわらかな表情となる白釉の器。
 盛り映えもします。上が丼にしてもいいサイズのお鉢。
 下はシンプルで取り皿やケーキ皿にもいい5寸皿。
10:少し写るのはルリ釉楕円皿(大)。下に染付の5寸皿。
 虎と唐草。どちらも食べ終わってハッとまたする絵柄です。

11:唐草文の7寸皿とルリ釉の7寸と7.5寸皿。どちらもパスタや
 カレー、単品料理にと出番があり、食卓を華やかにする器です。
12:楕円皿の(大)と(小)です。ルリ釉と白釉と黒釉。使い勝手も
 良く、各色各サイズを揃えたくなります・・・
13:手びねりの花器。アオモジを挿して。(花留めに小石を使用)
14:13と同様の白釉で、手びねりの花器。やわらかい表情の
 白釉だから、花も優しく映ります。
15:様々な色と模様のあり、定番の形となる長角皿ですが、
 今回はストライプ2種と蝶唐草文が並びました。
16:染付の7.5寸皿。ややトーンがおさえられた焼きとなり、
 それがまたグッと趣を深くしています

*画像は2/11現在のものになりますので、お品物がすでに無い場合もございます。ご承知下さい。

H.works shopページ バックナンバー

1

10

11

12

13

14

15

16

感情の起伏を表にはあまり出さず、穏やかに物事を話す須藤さん。
福島県出身の須藤さんに県民性を伺うと、「我慢強い」と、
まずあがりました。確かに、須藤さんにもある気質でしょう。
今展で見られる安定感のある仕事に、これまでの積み重ねと、
貫かれている強い意志が感じとれます。