以前に作られていた掛分釉のお品より、更に文様をはっきりとした
ものにする為に、改良には時間をだいぶ費やされたとのこと。
3色ある掛分のお品は異なる土が使われてるそうです。飴柿と
言っているブラウン系、緑柚と言っているもえぎ色に、土の色も
生かした濃淡の新色灰色。文様にはドットとダイヤがございます。
左:長方皿(22.5×15.5cm前後)。前菜やお菓子など、盛り合わせに
する際も出番があり、小さな器をのせ、トレーの様にも使えます。
中:四角皿(17.2×17.2cm前後)。食パンぴったりサイズのお皿。色
や柄違いにして、取り皿としてテーブルに並べるのも素敵でしょう。
右:7寸皿(21.5cm前後)。メインに単品料理にとお使いいただけます。
一回り大きくなる、8寸皿(23.5cm前後)もご用意いただいています。
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1:つくりの綺麗な蓋物3種。左より、濁りのない白になる白釉、
青味が薄っすらとある青白磁、透明感に落着きのある白磁。
梅干しやふりかけ、シュガーポットにされても素敵でしょう。
2:モダンにも映る鶴首状の白磁花器(大)。口が小さいので、
枝物数本でも形にしやすいかと思います。
3:多様に使える白釉のモールカップ。マイポットサイズの白磁
ポット(約270ml)。持ちやすい青白磁六角湯呑など並びます。
4:白磁花器の(中)になります。洋花も似合います。
A:こちらの白磁ポットは洋梨形(約300ml)。白釉モールマグカップ
にグッピー文の飴釉小皿。下段には白釉七角鉢と輪花鉢(大)。
B:独自の文様と色合になる飴釉皿の3種。左よりインコ、ゾウ、
ツバメ。レリーフ状の文様、釉の掛分と、手も込んだお品です。
C:口あたりも良いシンプルな白磁マグカップ。小さな動植物文が
散りばめられた飴釉小皿。縁が少しだけ立ち上がる白磁8寸皿。
D:楕円皿はバリエーションがあり。こちらは白釉のもので、左より楕円皿
(小)(大)、右のものはオイルサーディン皿と言う品名になっています。
E:中央は白釉楕円皿の(中)。左右も白釉の8寸皿になります。盛り映えも
し、和洋に中華とお使いいただける白釉のシリーズです。。
F:白釉輪花鉢(小)と、綺麗な和菓子をのせてみたくなる白釉4寸輪花皿。
G:手取りも良く、ふっくらと丸みのある形も美しい白磁の飯碗。下段には
見込みに波型を当てている、白磁波鉢と6.5寸波皿。
H:細かい輪花の白磁小鉢。食卓を引き締める形に青白磁の八角小鉢。
下には取り皿としても良いサイズで多様に使えそうな青白磁5寸正方皿。
I:形も色々で楽しくなる豆皿です。
J:愛らしいです。犬形になっている青白磁の箸置きとカトラリーレスト。
K:白磁の浅丼と楕円皿。どちらも簡素なつくりの中に凛としたものが感じ
られるお品です。そして使いやすそうです。
L:青白磁のお品が並ぶコーナー。見込みに小花やハチドリのワンポイント
が浮かぶ飯碗。焼き魚、お刺身、串もの、おつまみの盛り合わせ・・・と
出番が多そうな長皿と、あまり見かけない形の長方小鉢です。
H.works shop
2019年4月13日現在 店内の様子
青空をバックに、富士山が久しぶりにくっきりとした姿を見せていた
この日、当店では初めてとなる、林健二さんの個展が始まりました。
新作となる掛分釉のお品。白釉、青白磁、白磁で、ニュアンスの
異なる白い器。そして動植物文(レリーフ状)のある飴釉と、様々な
手と、様々な形の器をご覧いただける展覧会となっております。
初日には林さんが在店して下さいました。
新たな掛分釉の技法が生れた経緯は、
納品に直接いらして下さった時に伺ったのですが、
改良を繰り返したと言う点については、
2時間はないと語れないとのことで
(そんなにかかるの!?と驚く)、
またの機会にと、お預け状態になっています。
手軽に一輪が挿せる白磁花器(小)。
身近な草花を飾りたくなります。
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*画像は4/13現在のものになりますので、お品物がすでに無い場合もございます。ご承知下さい。
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研究者のような一面をお持ちの林さん。
たとえ時間はかかっても、自力で発見をし、クオリティーをあげていく
ことに喜びがあり、またそれが大事だともお考えの様子。
独自性を持ったお品も、そう言う仕事からしか生まれないのでしょう。
店内を見渡せば、創意工夫のあとがみられる品々ばかりです。