店内の様子 2020年9月19日現在
[ さかのゆき 展 ]
A:「カナモノキッチン」とタイトルのついた個展の際にも作られたアルミの
お玉でしたが、今回は柄のつくりなど改良され、更に使いやすいものに。
B:洋白のスッカラは定番品の1つ。1枚板のものです。棚下に並ぶのは、
縁の立ち上がりが美しい楕円皿(洋白)。取り皿やケーキ皿にいいサイズ。
C:口径が30pちかくあるアルミのリムボウル。たっぷりサラダも盛れます。
火にかけて鍋のようにも使え、さかのさんは湯豆腐を作られたりしている
そう。添えているのは真鍮のトングと、洋白のサーバーになります。
D:ずらりと並ぶのは洋白のカトラリー。ディナーからデザートまでのフォーク
4種とスプーンの3種。センターにはアルミのリムボウル、楕円皿と小鉢。
平皿はケーキドームとセットにし、ケーキサーバーも添えています。
当店では5回目となり、前回からは7年ぶりとなったさかのゆきさんの個展。
デザイン的にも、実用的にも、それぞれのクオリティーは高められ、
その月日の流れも、店主個人は強く感じさせられることになりました。
整然と並らぶものも手に取れば、使い手に寄り添うことを望み、
1つ1つを丁寧に制作しているさかのさんの姿が浮かぶ品々です。
お客様の装いでもお見かけすることの多いさかのさんのアクセサリー。
髪どめ、ピンブローチにピンバッチと、有りそうで意外と無いアイテムです。
極々シンプルなデザインも良く、さり気なく身につけられるのも魅力です。
ゴールド系の真鍮派と、シルバー系の洋白派と分かれるようにも思えます。
写っていないお品物も多数。
レンゲ、コーヒースプーン、
菓子切り、茶匙、バターナイフ、
小皿やリム皿類… と。
「ビフォー・アフター」コーナー。
真鍮と洋白は経年変化により
風合いが変わります。その様子
と、お手入れ方法をご紹介。
いつの間にかアンティークの様にも見えてきたりします。
ごしごし洗えば光を取り戻せますが、自然となった鈍い色も捨てがたい。
時間の経過を知り、またそれを美しくも感じているからでしょう。
日々使う食の道具だからこそ、愛着がもてることも大事に思えます。
そして、最後に加えると味が引き締まるスパイスのような役割を、
いつもテーブルでしてくれるのがさかのさんのカナモノです。
A
B
C
D