H.works shop
店内の様子をご紹介致します 2018年12月8日現在
当店では3年ぶり2回目となる
増田勉さんの個展がはじまりました。
実用性にも優れ、気取らずにお使い
いただける日常使いの器は、
しっとりとした表情で、その姿は
美しいものばかりです。
左:取り皿サイズのお皿は粉引と籾灰貫入染。粉引楕円小鉢に見込み
に魚文の艶粉引小鉢。鉄彩の蓋物と片口、艶黒の醤油差し。力強い
刷毛目楕円鉢は薪窯のもの。その奥に黒の土鍋や5寸の彫三島浅鉢。
そして今展で一番大きなお皿のマット粉引リム立皿は径30cmです。
右:壺を挟んだ反対側には、花を活けても素敵になりそうな刷毛目のドラ
鉢や、粉引や籾灰釉の石皿、来待黒の片口鉢。そして酒器類です。
1と2:どちらも上段に飯碗、下段に5寸前後の鉢類が並びます。来待黒、
印花三島、樫灰、粉引2種、彫三島、灰釉象嵌、刷毛目と様々な手
の飯碗。鉢は粉引楕円鉢の2種、鉄彩、樫灰や籾灰貫入染。楕円
や胴部のラインが三角、丸、端反りと形がこちらは特徴的です。
3:上段に酒器。下段には形の異なる来待黒2種と粉引と彫三島の丼。
4と5:土鍋は収納がしやすいすっきりとしたデザイン。(リム部分で持て
ます) 大きなもので、ご飯なら3合炊きはできそうです。色は黒、茶、
クリームの3色。グラタン皿は茶とクリームの2色で、3〜4人用、1〜
2人用ぐらいになるサイズのもがあり。直火にもかけられるので、大き
なものはすき焼きにもおすすめだそうです。取り鉢によさそうな小鉢は、
刷毛目浅鉢と象嵌平底鉢。タレを入れたりとお使いいただける片口は、
籾灰貫入染と、筒形の艶黒と粉引です。
6:人が集う際に出番のある大鉢や大皿。手前より刷毛目黒楕円鉢(薪)、
白土灰釉鉢、印花三島皿、刷毛目黒楕円鉢、藁刷毛目皿(薪)です。
7:飯碗や呉器形の碗類。籾灰のサラダボウル、貫入染蓋物、刷毛目
黒ドラ鉢。ベージュ系の7寸と4寸ほどの籾灰貫入染石皿は下段に。
8:彫三島丸湯呑、粉引と半磁黒絵の汲み出し。印花の徳利や粉引
2種の片口など。微妙に異なる白が楽しめる増田さんの焼物です。
9:増田さんのマグカップを愛用して下さっているお客様も多いです。
艶粉引、粉引、籾灰貫入染、林檎灰、象嵌黒絵など。他、ツバメ文
が描かれている耐熱のココットに、樫灰小皿、鉄彩深皿、オレンジ
系の籾灰貫入染石皿。そして象嵌模様のあるポット。
10:径19cmの粉引皿。籾灰貫入染マグカップやカップとして使える
粉引そば猪口。口径21cm(茶)と17.5cm(クリーム)のグラタン皿など。
11:表情も造形も美しい徳利です。下段の3点は薪窯のもの。ぐい呑
みも様々な手のものをご用意いただきました。梅干しを入れたりと
お使いいただける蓋物は、刷毛目の(大)(小)があり。
12:口径21cm前後で、単品料理に銘々用にとお使いいただける大き
さの鉢。手前より、彫三島鉢、鉄彩丸鉢、刷毛目リム鉢となります。
13:こちらも重宝するサイズ、22〜24cmのお皿です。籾灰貫入染、
粉引、藁刷毛目、来待黒、刷毛目黒など。
14:下段には中鉢の3種。刷毛目楕円鉢、粉引リム鉢、刷毛目黒楕
円鉢。銘々のサラダ、シチューなどの煮込みにと使えるでしょう。
片口を花器がわりに草花を挿してもいいでしょう。
高さ36cmの刷毛目壺は薪窯のもの。左下画像の
ものは高さ6cmの小壺です。
2日間の在店をして下さった増田さん。お客様の質問には、
専門的なことまで、懇切丁寧に答えて下さる誠実なお姿がありました。
学生時代、教員時代、そして作り手のお仲間と、お知り合いの方もいらして
下さったので、過去を振り返るおかしなお話も色々… いつの頃も、強い探究心
に突き動かされ、何事にも没頭する日々を過ごされてきた増田さんのようです。
*画像は12/8現在のものになりますので、お品物がすでに無い場合もございます。ご承知下さい。
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